株式会社マイナビが「入社半年後の影響分析〜配属先への帰属感と将来のキャリア展望の重要性〜」を発表しています。

2019年4月に入社の新入社員を対象として、入社半年後の10月に実施した「入社企業への満足度や満足度に影響を及ぼす要因」についての調査の結果をまとめたものですが、新入社員が定着しその後活躍する人材になる要因を探るヒントになると思いますのでご紹介です。

内定時に比べて調査時の企業への【(1)満足度が上昇したグループ】と【(2)満足度が下降したグループ】に分けて、就職活動時期に入社を決断した情報についてアンケートを行っていますが、

【(1)満足度が上昇したグループ】が得ていた情報

　「社員の人間関係に関する情報」

　「自分が成長できる環境があるか」

【(2)満足度が下降したグループ】が得ていた情報

　「企業経営の安定に関する情報」

　「経営理念・企業理念」

各々、上記の回答をした割合が高くなったそうです。

『満足度を上昇させる情報』は、就職活動者の立場になると、実際に入社しないと得られにくいものになりますので、ミスマッチを防ぐためにも、企業側が情報提供をするときにはこのアンケート結果を意識することがポイントなのではないかと思います。