作成日:2020/02/15
『残業代怖い』
パソコンでブラウザを立ち上げたところ、広告欄にこのようなものが掲載されました。
給与計算は『勤怠データをソフトに入力すれば、パッと金額が出てくるんでしょ?』と簡単なお仕事だという印象を持たれている方が多いですが、実際にやってみると実に厄介。
設定の間違い、集計の間違い、入力の間違い、計算の間違い…etc。
いろんなところに落とし穴があって、チェックするのも一苦労なのです。
今回のセブンイレブンの給与ミスの内容を見てみると、割増賃金率の設定間違いだったようですね。。。
2020年4月に民法が改正され、時効制度の見直しが行われることがほぼ確実な状況となり、2020年4月より未払い残業代の時効が従来の2年間から3年間に、そしてその後5年間に伸長される見通しになりました。
複数の弁護士さんに話を伺いましたが、すべての先生が『時効の伸長で、弁護士が未払い残業代の訴訟を起こせるようになる(採算が取れるようになる)』と息巻いていました。
3年分、5年分の未払い残業代の支払いを命ぜられて、支払いができなくて会社を畳まなければならなくなるケースも多くみられるようになると思いますので、きちんと残業代などは支払いできているか、今一度確認をしておきましょう。