行政手続きコスト削減の取り組みについて議論が行われており、2019年6月12日に中小企業庁が行ったワーキンググループの中で『社会保険手続へのＩＤ/パスワード方式の導入に向けたスケジュール』が公表されました。

■行政手続簡素化工程表の進捗状況

スケジュールによると、厚生労働省は2020年4月に『ID/パスワード方式による届出に対応したソフトを無償提供』する予定となっています。

『働き方改革』の推進役として社会保険労務士は各所で啓蒙していますが、今後、社会保険労務士の働き方も、これらの施策を通して大きく変貌すると思われます。

会社存続のためには、これらの労働環境の変化を無視することはできないでしょう。

旧態依然とした会社経営から脱却し、世の中の動向・公表されるスケジュールを意識した会社経営が必要となるのではないでしょうか。