作成日:2019/03/19
仕事に対する価値観と職場内のミスマッチに関する意識調査
早朝のラジオで「平成元年入社組」と「平成30年入社組」を対象にした、仕事に対する価値観と職場内のミスマッチに関する意識調査について紹介されていました。
==【調査結果の概要】==
@入社の決め手となった最多回答
・元年入社組「やりがい(29.8%)」
・30年入社組「給料(23.6%)」
A予想勤続年数の最多回答
・元年入社組「定年まで(38.0%)」
・30年入社組「3年以内(27.9%)」
B平成で終えたいと思う職場の悪しき慣習の最多回答
・どちらの世代も「残業・ハラスメント・飲み会」
C職場内でのコミュニケーションのミスマッチの印象の最多回答
・元年入社組「部下や後輩に対し、打たれ弱い・執着心がない」
・30年入社組「上司に対し、非効率・変化を恐れる」
D元年組の約9割が「平成の間で職場環境が変わった」と回答
⇒主な理由は「働き方の選択肢が広がった」ことと「ドライな人間関係と雰囲気」
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労働環境は『終身雇用』の時代から『転職』の時代への移行が進んでおり、イマドキの人たちは『現実を見据えた』『ドライな』就職観を持っていることが分かります。
今後、少子高齢化の波が押し寄せる日本では、どうやって労働力を確保するかが課題になってくると思われます。この調査結果を通して、労働者は職場選びに何を重要視し、労働意欲が掻き立てられるのかを知るヒントにしてはいかがでしょうか。